ISSN: 0037-3796
日本神経化学会 The Japanese Society for Neurochemistry
Bulletin of Japanese Society for Neurochemistry 64(2): 132-135 (2025)

第2回フォトコンテスト受賞者の声第2回フォトコンテスト受賞者の声

第2回フォトコンテスト受賞者の声

発行日:2025年12月30日Published: December 30, 2025
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最優秀作品賞

慶應義塾大学大学院医学研究科
喜山 公輔

このたびは最優秀賞を賜り、大変光栄に存じます。学会関係者の皆さま、そしてご指導いただいております岡野先生、嶋田先生をはじめ、研究室の皆さまに、心より御礼申し上げます。本作品は、ヒトiPS細胞由来の脳オルガノイドをマウス脳に移植し、ヒトとマウスの細胞が相互作用して形成した血液脳関門(BBB)構造の一端を捉えたものです。その構造美を通して、神経科学や再生医療、そして創薬の未来を想起していただけたのであれば幸いです。こうした思いを皆さまと共有し、ご評価いただけたことを、大変うれしく思っております。今後も、このような美しい瞬間に出会えるよう、研鑽を重ねてまいります。

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受賞作品「マウス脳へのヒト脳オルガノイド移植によるBBB の形成」

優秀作品賞(順不同)

琉球大学大学院医学研究科分子解剖学講座
石原 義久

この度は、優秀賞を賜り大変光栄に存じます。写真は、Thy1マウス海馬体の免染画像です。Thy1陽性ニューロンは腹側海馬体に最も集中し、情動関連の脳領域に投射していました。近年、情動記憶への注目が高まっていますが、腹側海馬体の特定領域が情動記憶の神経基盤を構成していると予想し、認知症と絡めた研究を進めています。本作品は、Thy1 GFP M lineマウスの海馬体とその周辺領域を、zinc transporter 3(赤)、calbindin(白)、DAPI(青)で多重染色した画像になります。緑色のThy1陽性ニューロンが、海馬台近位部とCA1 遠位部に集中しています。

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受賞作品「腹側海馬体時代の夜明け」

金沢大学医薬保健研究域医学系先鋭科学融合研究分野
藤瀬 賢志郎

この度は優秀賞を賜り、大変光栄に存じます。ご指導いただいた田中謙二先生に心より感謝申し上げます。受賞作は、私が留学前の半年間で解析を進めていたマウスで見られた表現型です。網膜の血管走行は美しく、検鏡するたびに惚れ惚れします。研究の醍醐味は人それぞれあると思いますが、私は発見なのだろうと思います。そして、発見をできるかは日々のデータをいかに繊細に取得できるか、いかに細部への観察眼を養うかにかかっているのだろうと思います。そのため、今回のフォトコンテストを通じて、自分の実験に対する姿勢がアートという形で評価されたことは、大変喜ばしく思います。これを励みに今後も研究に邁進していきます。

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受賞作品「2種類のシナプス小胞の再構成」

ジョンズ・ホプキンス大学神経科学
横山 貴一

この度は優秀賞を賜り、大変光栄に存じます。ご指導いただいた田中謙二先生に心より感謝申し上げます。受賞作は、私が留学前の半年間で解析を進めていたマウスで見られた表現型です。網膜の血管走行は美しく、検鏡するたびに惚れ惚れします。研究の醍醐味は人それぞれあると思いますが、私は発見なのだろうと思います。そして、発見をできるかは日々のデータをいかに繊細に取得できるか、いかに細部への観察眼を養うかにかかっているのだろうと思います。そのため、今回のフォトコンテストを通じて、自分の実験に対する姿勢がアートという形で評価されたことは、大変喜ばしく思います。これを励みに今後も研究に邁進していきます。

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受賞作品「TβR-IIの細胞種特異的過剰発現による網膜血管蛇行」

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